役所が公表している名簿と公式情報をもとに作成しています。「PR」表示は掲載契約にもとづく広告です。

費用

自宅にEVの充電コンセントを付ける|工事は5〜15万円。補助金と、マンションの決議が要点です

200Vコンセントの設置は第二種電気工事士以上の資格が必要で、DIYはできません。機器代2,000〜3万円+工事費5〜15万円が目安。国のCEV補助金でコンセント型は定額補助の枠があります。マンションは管理組合の決議が必要になることがあります。

目次
  1. 自分でやるか、頼むかの分かれ目
  2. 資格が要ります
  3. 費用
  4. 補助金があります
  5. マンションは、別の話になります
  6. コンセント型か、充電器(スタンド)型か
  7. 賃貸・借りている駐車場の場合
  8. あわせて読みたい

この記事の情報は2026年8月27日時点で確認したものです。費用相場・補助金の内容と受付期間は変わります。作業や申請の前に、必ずご自身でご確認ください。

電気自動車を買った。あるいは、買おうか迷っている。自宅で充電できるかどうかが、判断の分かれ目になります。

ここは、線がはっきりしています。

自分でやるか、頼むかの分かれ目

DIYが業者仕事に変わる理由は、だいたい次の8つです。いくつ当てはまるかで判断できます。

引き金
1 資格が要る(無資格だと違法)
2 長尺・大物(車に載らない、一人で持てない、継ぎ目が出る)
3 高所(脚立の限界を超える)
4 面積が広い(乾きと競争になる)
5 やり直しが効かない(穴、防水層、下地)
6 廃材が出る(自治体の回収に出せない)
7 保証・保険が消える
8 道具の元が取れない(買うと業者代を超える)

8つそれぞれの中身は 自分でやるか、業者に頼むか|8つの分かれ目 にまとめました。

EV充電コンセントは1(資格)と7(保険)。コンセント増設とまったく同じ構造です。

資格が要ります

200Vコンセントの設置は「第二種電気工事士」以上の資格が法律で義務付けられています。

DIYの選択肢はありません。100Vのコンセントですら資格が要るので、200Vなら当然です。

「壁より内側か、外側か」の線でいえば、完全に内側の工事です。分電盤から新しい配線を引くことになります。

費用

200Vコンセントの設置工事は【5万円~15万円】が相場ですが、本体費用・配線距離・分電盤の位置や住宅の条件によって、費用が大きく変動します。機器費は2,000〜3万円程度で、工事費が5〜15万円の範囲に収まるのが一般的です。

幅が3倍あります。何で決まるかというと、

  • 分電盤から駐車場までの距離(長いほど配線が要ります)
  • 配線の経路(壁の中を通せるか、露出になるか、外壁を回るか)
  • 分電盤に空きがあるか(無ければブレーカーの増設)
  • そもそも200Vが来ているか(単相三線式でなければ、引き込みからの工事になります)

見積もりを取る前に、自宅の分電盤の写真を撮っておくと話が早いです。

補助金があります

2026年3月31日から受付が始まったCEV補助金(戸建て住宅:コンセント型5万円定額)を適用すると、工事費5〜8万円の標準工事なら実質負担が0.5〜3.5万円台になります。

工事費のかなりの部分が戻る計算になります。ただし、補助金には必ず条件と期限があります。

  • 受付期間(年度ごとに区切られ、予算に達すると締め切られます)
  • 交付決定の前に着工していないか
  • 対象になる機器の型式
  • 設置後の報告の要否

先に工事をしてしまうと対象外になるのは、どの補助金でも共通です。この記事の情報は上に書いた時点のものなので、申請の前に必ず最新の要領を確認してください。

自治体が独自に上乗せしている場合もあります。「(市区町村名) EV 充電 補助」で調べてみてください。神奈川県内の住まい関連の補助は横浜市・川崎市などにまとめています。

マンションは、別の話になります

マンションでは管理組合の決議が必要になることがあります。

ここが戸建てとまったく違うところです。

駐車場は共用部分です。自分の区画であっても、専用使用権があるだけで、所有しているわけではないのが一般的。そこに設備を付けて、電気を引いて、電気代を誰が払うかを決める——管理組合の話になります。

論点は、だいたいこうなります。

  1. 共用部分の変更にあたるか(規約と工事の内容によって、必要な決議の要件が変わります)
  2. 電源をどこから取るか(共用部から取ると、電気代の按分が要ります)
  3. 課金と精算をどうするか(メーターを付けるのか、定額にするのか)
  4. 1台だけ付けるのか、将来の増設を見込んで幹線から考えるのか
  5. 原状回復(退去・売却時にどうするか)

4番が実務では効きます。 いま1台のために最小構成で工事すると、2台目・3台目のときに一からやり直しになることがあります。幹線の容量を先に確認しておくと、あとの費用が変わります。

管理組合として動くなら、修繕積立金や大規模修繕の計画と一緒に考えるのが現実的です。足場や配線の工事は、まとめたほうが安い——エレベーターや外壁の打診調査と同じ考え方です。

コンセント型か、充電器(スタンド)型か

  • コンセント型 — 壁に200Vの差込口を付けるだけ。安く、補助の枠も使いやすい。ケーブルは車側のものを使います
  • 充電器(スタンド)型 — 本体にケーブルが付き、認証や課金の機能を持つものもあります。費用は上がります

自宅の1台なら、コンセント型で足りることが多いです。集合住宅の共用や、複数台の管理が要るなら充電器型の検討になります。

賃貸・借りている駐車場の場合

建物や土地の所有者の許可が要ります。 外壁に穴を開け、配線を通す工事です。原状回復の条件も含めて、先に書面で確認してください。

あわせて読みたい

この記事について

制度が変わっていた、金額が違った、書かれていない窓口がある—— お気づきのことがあれば教えてください。確認のうえ反映し、確認日を書き換えます。

お問い合わせフォームからお知らせください。

あわせて読みたい