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費用

雨樋を自分で直す|脚立で届く範囲か、足場が要るか。そこが分かれ目です

部分的な補修は1〜5万円、全体交換は30〜50万円。差の大半は足場代です。高さ2メートル以上の作業には法令上の安全基準があり、雨樋は定尺の長尺材で車に載りません。自然災害が原因なら火災保険が使える可能性があります。

目次
  1. 自分でやるか、頼むかの分かれ目
  2. まず、高さで決まります
  3. 長尺という問題
  4. 費用の目安
  5. 足場を組むなら、まとめる
  6. 火災保険を確認してください
  7. 自分でできること
  8. 外した古い雨樋の処分
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この記事の情報は2026年8月27日時点で確認したものです。費用相場や自治体の取り扱いは変わります。作業や依頼の前に、必ずご自身でご確認ください。

雨樋から水があふれる。継ぎ目が外れている。地上から手が届くなら、自分でできることがあります。

問題は、たいてい届かないことです。

自分でやるか、頼むかの分かれ目

DIYが業者仕事に変わる理由は、だいたい次の8つです。いくつ当てはまるかで判断できます。

引き金
1 資格が要る(無資格だと違法)
2 長尺・大物(車に載らない、一人で持てない、継ぎ目が出る)
3 高所(脚立の限界を超える)
4 面積が広い(乾きと競争になる)
5 やり直しが効かない(穴、防水層、下地)
6 廃材が出る(自治体の回収に出せない)
7 保証・保険が消える
8 道具の元が取れない(買うと業者代を超える)

8つそれぞれの中身は 自分でやるか、業者に頼むか|8つの分かれ目 にまとめました。

雨樋は2(長尺)・3(高所)・6(廃材)に当たります。3つ同時なので、DIYの中では難しい側です。

まず、高さで決まります

高さ2メートル以上の箇所で作業を行う場合には作業床を設けて囲いや手すりを設けることが法令で定められており、高所作業には安全に関する厳格な基準があります。足場が必要な場合はプロに頼むべきとされています。

この基準は業務の作業に対するものですが、危険の目安としてそのまま使えます。2階の軒先は、地上から4〜6メートルです。脚立で届く高さではありません。

1階の軒先で、脚立の中段までで届くなら、部分的な補修は現実的です。それ以外は、足場の話になります。

長尺という問題

雨樋は3.6メートルや4メートルの定尺で売られています。

  • 一般的な乗用車には載りません
  • 一人で持って脚立に登ることは、まずできません
  • 継ぎ手の位置がずれると、そこから漏れます

材料を買って帰る段階で止まる、というのが実際のところです。

費用の目安

部分的な工事の場合は1箇所約1〜5万円、全体的な工事の場合は約30〜50万円程度とされており、全体的な工事では足場が必要になるため高額になります。

一般的な2階建て住宅の全体交換で15万円から60万円が費用相場です。

1〜5万円と30〜50万円。この差の大半は足場です。

工期のなかで一番時間のかかる作業が足場の組み立てで、実際の交換作業は1日で終わり、雨樋の交換・修理工事は基本的に高所での作業になるため、安全な施工をするためには足場の組み立ては必要不可欠です。

作業自体は1日なのに、足場に時間と金がかかる。ここから、ひとつ実務的な結論が出ます。

足場を組むなら、まとめる

外壁塗装や屋根の工事を数年内に予定しているなら、雨樋だけ先に足場を組むのはもったいない。 逆に、外壁工事のときに雨樋を後回しにすると、次に足場を組むときまで直りません。

足場を組む機会は、まとめて使う。 マンションの打診調査と大規模修繕の関係と、まったく同じ構造です(外壁の全面打診調査)。

火災保険を確認してください

これは知らないと損をします。

雨樋が台風・雪・大雨などの自然災害が原因で壊れてしまった場合、火災保険の保険金を交換・修理の費用として受け取れる可能性があります。

経年劣化は対象外、自然災害が原因なら対象になり得る、というのが基本的な考え方です。

そして重要なのは、確認先です。

保険が使えるかどうかは、業者ではなく、自分の保険会社に聞いてください。 「保険が使えます」と言って近づいてくる業者のトラブルが、台風のあとに増えます(台風のあとの屋根点検と、訪問業者、車の板金と保険)。

自分でできること

高所に登らなくても、できることがあります。

  • 落ち葉やゴミの詰まりを取る(あふれの原因はたいていこれです)。1階の軒先なら手が届くことがあります
  • 地上から見て、勾配が崩れていないか確認する(水が一箇所に溜まっているなら、金具が外れています)
  • 雨の日に、どこからあふれているかを見ておく(業者に伝える情報として役立ちます)

「詰まりなのか、破損なのか」を先に切り分けるだけで、見積もりの精度が上がります。

外した古い雨樋の処分

塩ビの雨樋は長尺なので、そのままでは自治体の回収に出せないことが多いです。切断して長さを合わせる必要があります。処分の区分は自治体で違うので、確認してください(粗大ごみの出し方)。

工事で頼めば、撤去と処分は工事費に含まれるのが一般的です。見積もりで確認しておいてください。

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