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藤沢市の「住まいと建物」の制度まとめ|金額が公表されている数少ない市

長期修繕計画の作成・見直しに2分の1・上限20万円、管理計画認定の申請に2分の1・上限5.5万円、マンション管理士の無料派遣は年5回。藤沢市は上限額まで公表している数少ない自治体です。当サイトで一次情報を確認したものを一枚にまとめました。

**この記事の制度情報は2026年8月24日時点で、各自治体・官公庁の公式情報を確認したものです。**制度の内容・補助率・上限額・受付状況は年度によって変わります。申請前に必ず担当課で最新の内容をご確認ください。

藤沢市の制度は、上限額まではっきり公表されているのが特徴です。神奈川県内では、金額を明示している自治体はそう多くありません。調べる側にとっては、これだけで動きやすくなります。

分譲マンションの管理組合

制度 補助率 上限額 対象
マンション長期修繕計画作成等支援補助金 2分の1 200,000円 長期修繕計画の作成・見直し費用(建物調査費も対象
マンション管理計画認定支援補助金 2分の1 55,000円 管理計画の認定申請に係る経費

建物調査費まで対象に入っているのは実務的です。長期修繕計画を本気で見直すなら、まず建物の現状を調べないと数字が置けません。その調査からお金がかかるので、そこに補助が届くかどうかで着手のハードルが変わります。

管理計画認定の申請費用そのものに補助を出す市は多くありません。 認定を取りにいく予定があるなら押さえておく制度です。

さらに、マンション管理士を無料で派遣する制度があり、回数は年度内5回まで。県内の他市と比べると多いほうです(神奈川県の事業は年度内2回、相模原市は1回目のみ無料)。ただし令和8年度の申請受付は終了しています。年度ごとの受付なので、使う予定があるなら年度の早いうちに動くのが確実です。

分譲マンションに関する相談は市民相談室(0466-50-3568)で、管理規約の改正、大規模修繕、長期修繕計画などに応じています。

藤沢市のマンション管理組合支援の詳細

藤沢市は、神奈川県のマンションアドバイザー派遣事業の対象になります(対象外は横浜・川崎・相模原・横須賀の4市)。県の派遣は年度内2回まで無料、申込期間は令和8年6月26日〜令和9年2月26日、事前相談は045-620-6300。市の5回と県の2回、どちらも使える立場です。

高齢の家族の住まいを直すとき

藤沢市は、介護保険の住宅改修として、上限20万円に対して工事費の7割・8割・9割を支給する形です。対象は要介護または要支援の認定を受けた方。

つまり藤沢は「介護保険の枠内でやる」立て方で、階段昇降機のような枠外の機器は、この制度では手当てされません。横浜市のように障害福祉を入口にした機器の助成とは、考え方が違います。

階段昇降機・ホームエレベーターに補助は出る?神奈川5市の比較

建物の定期報告(義務のほう)

藤沢市は特定行政庁のひとつで、定期報告は毎年の提出です(横浜・川崎の3年ごととは異なります)。建築設備・防火設備・昇降機も毎年。

建築基準法12条の定期報告|神奈川の特定行政庁で何が違うか

がけ・擁壁について

藤沢市は、県が公表している「市町のがけ地に関する助成金制度」の一覧には掲載されていません。がけや擁壁の心配がある場合は、まず市の担当課に相談してください。県内の他市の制度は下記にまとめています。

神奈川県の擁壁・がけ地の補助金まとめ(11市町の比較)

この市で共通する注意点

制度は別々でも、つまずき方は同じです。

  1. 交付決定の前に契約・着工しない。 どの制度でも、これが最も多い失格理由です
  2. 事前相談・現地調査が入る。 日程の分だけ工事は後ろにずれます
  3. 年度で内容が変わる。 補助率も上限額も受付期間も改定されます

業者に見積もりを頼む前に、市の担当課へ一本電話を入れる。 順番はこちらが先です。

出典