スマホの修理に出す前に|「総務省登録修理業者」かどうかと、データの扱いを確認してください
画面割れやバッテリーの修理は、正規と非正規で扱いが変わります。非正規に出すとメーカー保証の対象から外れる可能性があり、修理によるデータ保証は正規でも行われていません。総務省登録修理業者は国の審査を通った店で、名乗るには登録が必要です。
この記事の情報は2026年8月27日時点で確認したものです。回収の仕組み・費用相場・自治体の取り扱いは変わります。行動の前に、必ずご自身でご確認ください。
画面が割れた。バッテリーが1日もたない。駅前に修理の店がある。
修理そのものより、どこに出すかで結果が変わります。確認することは3つです。
1. 「総務省登録修理業者」かどうか
聞き慣れない言葉ですが、意味があります。
「総務省登録修理業者」というのは、国の定める厳格かつ多岐に渡る審査基準を満たしたiPhone修理・スマホ修理店のことです。総務省登録修理業者になるためには、総務大臣の登録が必要で、修理の技術や、修理に使用するパーツの品質などについて、国から認められなければ、総務省登録修理業者と名乗ることはできません。
名乗るには登録が要る——ここが要点です。つまり、看板に書いてあるかどうかが、そのまま判定になります。
スマートフォンは電波を出す機器なので、分解して部品を替えると、電波に関する基準を満たさなくなる可能性があります。この制度は、そこを担保する仕組みです。
2. メーカー保証がどうなるか
AppleCareやドコモなどキャリア独自の保証サービスを含めて、Appleのメーカー保証の対象から外れてしまう可能性があります。
非正規の店に出すと、保証が切れる可能性がある。 これは料金の差と天秤にかける話です。
- 保証期間内、または保証サービスに加入している → まず正規のルートを確認してください。安く済むか、無料のことがあります
- 保証が切れている → 非正規のほうが安く、早いことが多い
加入している保証を、忘れていないか。 ここを確認しないまま非正規に出して損をする、というのがいちばんもったいない形です。
3. データはどうなるか
これが見落とされます。
Appleでは修理によるデータ保証を行っていないため、データ消失リスクはユーザー自身が防ぐ必要があります。
正規でも、データは保証されません。 正規の修理では本体交換になることがあり、その場合は中身が戻ってきません。
万が一修理中にデータが消失した場合に備え、iCloudやPCでのバックアップも絶対に欠かせません。
修理に出す前に、バックアップ。 例外はありません。
パーツの質という論点
非正規店では、Apple純正の部品を使用できず、あまりに安価で粗悪なパーツを使用するとiPhoneの性能が落ちてしまいます。
非正規がすべて悪いという話ではなく、店によって使う部品が違うということです。だから、
- 総務省登録修理業者かどうか
- どのグレードの部品を使うか、説明があるか
- 修理後の保証が何日・何か月付くか
- 見積もりを先に出してくれるか
このあたりを聞いて、答えられる店かどうかで判断できます。
出す前にやること
- バックアップを取る(これが最優先)
- 「探す」などの位置情報の機能をオフにする(正規修理では求められます)
- 画面ロックのパスコードの扱いを確認する(動作確認に必要な場合があります)
- SIMカードとメモリーカードを抜く
- 見積もりと、修理後の保証を書面でもらう
4番を忘れると、本体交換のときに一緒に持っていかれます。
修理か、買い替えか
- バッテリーだけの劣化 → 交換で十分使えることが多いです
- 画面割れで、それ以外は正常 → 修理が現実的
- 水没した → すぐに電源を切ってください。 通電を続けると腐食が進みます(HDDが認識しないのときと同じ考え方です)
- 本体の年数が経ち、OSの更新が止まっている → 買い替えの検討
水没だけは、時間との勝負です。乾かそうとして電源を入れる、が最悪の手です。
なくした場合は、別の手順です
修理ではなく紛失なら、やることが変わります(スマホをなくした)。位置情報の確認と、回線の停止が先です。
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