役所が公表している名簿と公式情報をもとに作成しています。「PR」表示は掲載契約にもとづく広告です。

選び方

テレビのアンテナを自分で立てる|屋根に上がるかどうかで、話がまったく変わります

室内アンテナなら1,000〜7,000円で自分で置けます。壁面のデザインアンテナも条件次第。ただし屋根上の八木式は、屋根馬・マスト・支線で固定する高所作業です。ユニコーンアンテナは2.5万〜4万円が相場で、高所作業費が別途かかることもあります。

目次
  1. 自分でやるか、頼むかの分かれ目
  2. 種類で、難易度と費用が決まります
  3. 「映る位置」を探す作業が、いちばん難しい
  4. 映らない原因は、アンテナとは限りません
  5. 寿命の目安
  6. そもそもアンテナが要るか
  7. あわせて読みたい

この記事の情報は2026年8月27日時点で確認したものです。費用相場・補助金の内容と受付期間は変わります。作業や申請の前に、必ずご自身でご確認ください。

テレビが映らない。引っ越し先にアンテナがない。アンテナ本体はネットで買える——。

アンテナは、設置場所によってDIYの可否がきれいに分かれます。

自分でやるか、頼むかの分かれ目

DIYが業者仕事に変わる理由は、だいたい次の8つです。いくつ当てはまるかで判断できます。

引き金
1 資格が要る(無資格だと違法)
2 長尺・大物(車に載らない、一人で持てない、継ぎ目が出る)
3 高所(脚立の限界を超える)
4 面積が広い(乾きと競争になる)
5 やり直しが効かない(穴、防水層、下地)
6 廃材が出る(自治体の回収に出せない)
7 保証・保険が消える
8 道具の元が取れない(買うと業者代を超える)

8つそれぞれの中身は 自分でやるか、業者に頼むか|8つの分かれ目 にまとめました。

屋根上のアンテナは2(長尺)・3(高所)・8(道具)。一方、室内アンテナはどれにも当たりません。同じ「アンテナ設置」でも、まったく別の作業です。

種類で、難易度と費用が決まります

室内アンテナ

設置費用の相場は1,000円〜7,000円で、本体代のみで設置できる小型のアンテナです。

置くだけです。工事も資格も要りません。ただし電波が強い地域でないと映りません。まずこれを試して、映れば終わり——という順番は、十分に合理的です。

デザインアンテナ

外壁やベランダに付ける平たい箱型です。

デザインアンテナは外観の良さが特徴で、八木式より外観を重視する新築に選択肢となります。

壁面の低い位置に付けられるなら、脚立の範囲で収まることがあります。ただし受信感度は八木式に劣るので、電波の強さ次第です。

八木式アンテナ

魚の骨のような、いちばん見慣れた形です。

八木式は魚の骨のような形が特徴で、電波受信能力が最強で、電波が弱い地域や山間部でも安定した映りが期待できます。一方、見た目が目立ちやすく、鳥が止まりやすい・風雨の影響を受けやすいという特徴があります。

そして、設置がこうなります。

八木式アンテナは屋根に上がる必要があり、アンテナのマストを支線・マストリング・屋根馬で固定する工程があります。

屋根に上がる時点で、DIYの範囲外だと考えてください。

ユニコーンアンテナ

ポール状の細長い形状で、八木式の高い受信力とデザインアンテナの外観の良さを兼ね備えた選択肢で、風を受け流す形状から高所への設置も可能です。

設置費用の相場は2.5万〜4万円。ブースター追加に加えて高所作業費も必要になる場合が多く、予算多めの方におすすめです。

「映る位置」を探す作業が、いちばん難しい

これは屋根に上がらなくても関係する話です。

アンテナは向きが数度ずれるだけで映らなくなります。業者はレベルチェッカーという測定器で電波の強さを見ながら固定します。目視と勘では追い込めません。

そして、この測定器が8(道具の元が取れない)にあたります。一度きりの作業のために買うものではありません。

映らない原因は、アンテナとは限りません

新しく立てる前に、切り分けてください。

  • ブースター(増幅器)の故障・電源が入っていない
  • 分配のしすぎで電波が弱っている(部屋数を増やすと弱くなります)
  • ケーブルの劣化・接栓の緩み
  • アンテナの向きがずれた(台風のあとに多い)
  • 周囲に建物が建った(電波が遮られます)

台風のあとに映らなくなったなら、向きのずれか破損です。この場合、火災保険が使える可能性があります。自然災害が原因なら対象になり得る——雨樋と同じ考え方です(雨樋を自分で直す)。

そして、保険が使えるかどうかは業者ではなく保険会社に確認してください。台風のあとは訪問業者のトラブルが増えます。

寿命の目安

特に屋根上に設置される八木式アンテナは風雨や紫外線の影響を受けやすいため、設置から年数が経っている場合は、テレビアンテナの寿命も確認しておくと安心です。

10年を超えていれば、直すより交換という判断もあります。屋根に上がる費用は、修理でも交換でも大きくは変わりません。足場や高所作業の機会をまとめる——ここでも同じ理屈が効きます。

そもそもアンテナが要るか

光回線やケーブルテレビでテレビを見るという選択肢もあります。月額はかかりますが、屋根の上に何も乗らないので、台風のたびに心配する必要がなくなります。

すでに光回線を引いているなら、テレビのオプションを足すだけで済むこともあります。アンテナ工事の見積もりと並べて比べてみてください。

あわせて読みたい

この記事について

制度が変わっていた、金額が違った、書かれていない窓口がある—— お気づきのことがあれば教えてください。確認のうえ反映し、確認日を書き換えます。

お問い合わせフォームからお知らせください。

あわせて読みたい