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ホーム選び方上の階がうるさい|直接言いに行かないでください

選び方

上の階がうるさい|直接言いに行かないでください

管理会社は相隣問題に原則として関与できません。だからといって直接苦情を言いに行くと、事態が悪化しやすい。天井を叩き返す、SNSに書くも同じです。記録を取ってから相談する、という順番を整理しました。

**この記事の情報は2026年8月25日時点で確認したものです。**費用負担や対応は契約内容・管理会社・物件によって変わります。判断の前に、必ずご自身の契約書と管理会社でご確認ください。

足音、椅子を引く音、深夜の物音。眠れない日が続くと、我慢の限界が来ます。

ただ、ここでの初動が、その後の数年を左右します。やってはいけないことから書きます。

避けたほうがいい行動

  • 上の階の住人に直接苦情を言いに行く
  • 天井を叩き返す
  • SNSに投稿する

理由は共通していて、突然の苦情に対して相手が反感を抱き、対人関係のトラブルに発展する可能性が高いからです。

音の問題は、出している側に自覚がないことが多い。いきなり言われると「言いがかりだ」という受け止めになり、そこから関係が固定されます。同じ建物に住み続ける以上、これは重い代償です。

管理会社は、原則として関与できません

意外に思われるかもしれませんが、これは管理会社側が明言していることです。

相隣問題については原則として管理会社は関与できず、直接注意することはできません。音の問題は個人間での感覚の違いもあり、まずは当事者間でお話しいただくことが最良と思われます。(マンション管理会社のFAQより)

つまり「管理会社に言えば注意してくれる」とは限らない。掲示板での全戸向けの注意喚起という形なら対応してもらえることが多いですが、特定の部屋を名指しで注意するのは、管理会社の立場では難しいのです。

ここを理解しておかないと、「相談したのに何もしてくれない」と感じて、こじれます。

だから、順番はこうなります

  1. 自分でできる防音対策を試す(就寝場所を変える、耳栓、防音カーテンなど)
  2. 記録を取る——ここが決定的に重要です
  3. 管理会社や大家に相談する(記録を持って)
  4. それでも改善しないなら、弁護士・警察への相談、あるいは引っ越しも選択肢に入れる

記録の取り方

証拠を残すことが、その後のすべてを支えます。

  • 日時(何時何分に、どのくらいの長さ)
  • 音の種類(足音、物を落とす音、話し声)
  • 頻度(毎日か、特定の曜日か)
  • 可能なら録音や、騒音計アプリの数値

「うるさい」という主観だけでは、管理会社も動きようがありません。記録があると、掲示や文書での注意という形に持っていきやすくなります。

そして記録は、最終的に法的手段を考える段階でも必要になります。思い立った日から付け始めるのが、いちばん確実です。

最後の選択肢について

引っ越しは「負け」ではありません。騒音は、こちらの努力では解決できないことがある種類の問題です。健康を損なう前に距離を取るのは、合理的な判断です。

分譲マンションで管理組合の側にいる場合は、規約や細則の運用という別の道もあります。制度面は 神奈川のマンション管理組合が使える支援・補助制度まとめ を参照してください。