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庭の木が電線に触れている|自分で切ってはいけません
電線にかかった枝を勝手に剪定すると、感電や断線、停電を引き起こす危険があります。電力会社が無料で枝払いをしてくれる場合もあります。連絡先の見つけ方と、電力会社に頼めることの範囲を整理しました。
**この記事の情報は2026年8月25日時点で確認したものです。**料金や手続きは自治体・事業者・時期によって変わります。行動の前に、必ずご自身でご確認ください。
庭の木が伸びて、電線に触れそう——あるいはもう触れている。台風の前などに気づくことが多い状況です。
脚立を出す前に、読んでください。
自分で切ってはいけません
電線に木が引っかかっているときは、勝手に剪定してはいけません。誤って電線に触れると感電の危険があるうえ、断線などにより停電を引き起こしてしまいます。
自分の敷地の、自分の木であっても同じです。枝を伝って感電することがありますし、切った枝が電線を巻き込んで断線すれば、近隣一帯を停電させることになります。復旧費用を求められる可能性もあります。
高圧線であれば、触れなくても近づいただけで放電することもあります。素人が判断できる領域ではありません。
まず、電力会社や通信会社に連絡する
電線には、電力会社のものと通信会社(NTTなど)のものがあります。どちらか判断がつかないことも多いので、
判断がつかない場合は、まずNTTや電力会社に現状を見に来てもらうのが最も確実です。
連絡先の見つけ方はこうです。
- 自宅敷地内の木 → 電気料金の領収書に記載されている電力会社、または通信会社へ
- どこの土地か分からない場所 → 最寄りの電柱に付いている札の連絡先へ
電柱の札には、管理者名と番号が書いてあります。それを伝えれば、場所が特定できます。
無料でやってもらえるのか
期待しすぎないほうがいい、というのが正直なところです。
電力会社所有の電線は「無料で枝払いしてくれる場合」と「してくれない場合」があります。
そして、やってもらえる場合も内容は限定的です。
電力会社は木の手入れをする専門業者ではないため、危険となりえる部分を取り除くことに重点をおいて作業をするようです。
つまり**「危ないところだけ落とす」**のであって、庭木として整えてはくれません。切り口がきれいでなかったり、片側だけ短くなって形が崩れたりすることもあります。
だから、こう考えると整理しやすい
| やりたいこと | 頼む先 |
|---|---|
| 電線まわりの危険を取り除く | 電力会社・通信会社(まず連絡する) |
| 木の形を整える、全体を剪定する | 造園業者(有料) |
| 木を根元から伐採する | 造園・伐採の業者(有料) |
より細かい要望や、美しい仕上がりを求める場合は、専門の造園業者に依頼することになります。
順番としては、まず電力会社に見てもらって、危険部分の扱いを決める。そのうえで、残りをどうするかを造園業者に相談する——これが安全でもあり、無駄も少ない進め方です。
隣家の木が電線に触れている場合
自分の木ではないときも、電力会社・通信会社に連絡するのは同じです。所有者に直接言いに行くと、越境の話とからんで揉めやすい。設備の管理者から働きかけてもらうほうが、角が立ちません。
なお、隣家から自分の敷地に伸びてきた枝そのものの扱いは、電線とは別の問題です。2023年の民法改正で、条件によっては自分で切除できるようになっています。