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排水口が下水臭い|コップ1杯の水で直ることがあります
排水口の下水臭さで最も多い原因は「封水切れ」。排水トラップに溜まっている水が蒸発した状態です。コップ1杯(約200ml)の水を流すだけで直ることが多く、業者を呼ぶ前に試す価値があります。
**この記事の情報は2026年8月25日時点で確認したものです。**費用負担や対応は契約内容・管理会社・物件によって変わります。判断の前に、必ずご自身の契約書と管理会社でご確認ください。
風呂場や洗面所、しばらく使っていなかったトイレから、下水のような臭いが上がってくる。
業者を呼ぶ前に、試すことがあります。 しかも、たいていはこれで直ります。
いちばん多い原因は「封水切れ」
排水口の下には排水トラップという仕組みがあり、そこに常に水が溜まっています。この水がフタの役割をして、下水管の臭いが室内に上がってこないようにしている。この水を**封水(ふうすい)**といいます。
封水切れとは、この水が無くなった状態です。とくに排水口を長期間使っていないと、水が蒸発して起こります。
- 長期の旅行や出張から帰ってきたとき
- 使っていない部屋の洗面台
- 空き家、実家
- 二世帯住宅の使っていない浴室
思い当たるなら、まずこれを疑ってください。
対処法は、水を流すだけ
排水口に、コップ1杯(約200ml)ほどの水を流して封水を戻す。
これで臭いが止まることが多いです。道具も費用も要りません。
予防としては、月に一度の水の補充が勧められています。使っていない排水口があるお宅は、掃除のついでに一杯流しておく、という習慣にしておくとよいと思います。
それでも臭う場合
封水を戻しても改善しないなら、別の原因が考えられます。
- ヘアキャッチャーや排水トラップの部品の汚れ(外して洗う)
- 排水管の内部の汚れの蓄積
- 配管の詰まりや劣化
順番としては、まず封水 → 次に部品の掃除 → それでも駄目なら専門業者です。配管の詰まりや劣化は自分では手が出ないので、そこは専門家の領域になります。
マンションの場合、もうひとつ
集合住宅では、共用の排水管側に原因があることもあります。自室だけの問題でなく、上下階でも同じ症状が出ているなら、管理会社や管理組合に伝えてください。共用部の問題であれば、費用負担の話も変わります。
自分の部屋の中だけで解決しようとして、業者代を払ってしまう前に、一度確認する価値があります。
なお、共用部の排水管の更生・更新は、マンション全体で数千万円規模になる工事です。その話は 修繕積立金が足りないと分かったら にも書きました。