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夜間に犬猫の具合が悪くなったら|救急動物病院の費用と、行く前に知っておくこと
夜間救急の初診料は8,000円前後、時間外加算が5,000〜15,000円。検査や処置を含めると1回で20,000〜30,000円以上になることが多い、というのが実態です。慌てる前に知っておきたい費用の構造と、備え方を整理しました。
**この記事の情報は2026年8月25日時点で確認したものです。**料金相場や保険の取り扱いは、契約内容・地域・事業者によって変わります。判断の前に、必ずご自身の契約書と各事業者でご確認ください。
かかりつけが閉まっている時間に、様子がおかしい。連れて行くべきか、朝まで待つべきか——判断そのものが難しいうえに、費用の見当がつかないことが不安を大きくします。
先に費用の構造を書いておきます。知っていれば、深夜に電話口で迷う時間が減ります。
費用の構造
夜間救急は、通常の診察料に時間外の加算が乗る形です。
| 項目 | 金額の例 |
|---|---|
| 夜間救急の初診料 | 8,000円(税別)〜8,800円 |
| 時間外加算 | 5,000〜15,000円 |
| (例)20:00〜9:00の時間外料金 | 13,200円 |
そのうえで、血液検査・X線検査・超音波検査などの検査費用、注射や処置の費用、手術をすればその費用が加わります。
結果として、検査・処置を含めると1回の受診で20,000〜30,000円以上になるケースが多い、というのが実態です。
高いと感じるかもしれませんが、夜間に獣医師と看護スタッフを待機させ、救急の設備を維持するための体制費用です。一般の動物病院より高めの設定になるのは、構造的な理由があります。
行く前に確認したいこと
- まず電話する。 症状を伝えて、いま行くべきかを聞けます。受け入れ可能かの確認にもなります
- 対応している動物種を確認する。 犬猫だけでなく、うさぎ・フェレット・ハムスターに対応する病院もありますが、すべてではありません
- 支払方法を確認する。 夜間はカードが使えないところもあります。現金の用意が要る場合があります
- かかりつけの情報を持っていく。 既往症、飲んでいる薬、直近の検査結果。分かる範囲で伝えられると診療が早くなります
平時にやっておけること
夜間救急がいちばん困るのは、その時になってから探すことです。
- 近くの夜間救急を1つ調べて、電話番号を控えておく(冷蔵庫に貼る、スマホに登録する)
- かかりつけの夜間対応の有無を聞いておく。提携先を案内してくれる病院もあります
- ペット保険の内容を確認しておく。夜間の診療が対象か、後日請求か窓口精算か
- 移動手段を考えておく。深夜にタクシーが呼べるか、ペット同乗が可能か
とくに最後のひとつは見落とされがちです。車がない家庭は、深夜の移動そのものが壁になります。
迷ったときの考え方
「大したことなかったら申し訳ない」と考えて連れて行くのをためらう方は多いですが、電話で相談するだけなら費用はかかりません。多くの夜間救急は電話で状況を聞いてくれます。
行くかどうかを自分だけで決めなくていい、というのは覚えておいてよいと思います。