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ペットが亡くなったとき|横浜市と川崎市で、選べる道が違います

横浜市は公営の斎場で個別火葬ができ、骨壺も料金に含まれます。川崎市は1体3,000円で市が処理しますが返骨はありません。自治体と民間、個別火葬と合同火葬。落ち着いて選べるように、費用と違いを整理しました。

**この記事の情報は2026年8月25日時点で確認したものです。**料金や自治体の取り扱いは変わることがあります。依頼の前に、必ず各自治体・事業者で最新の内容をご確認ください。

その日は突然来ます。悲しみのなかで、火葬をどうするか、どこに頼むかを短時間で決めなければならない。そして調べ始めると、料金の幅が大きすぎて余計に迷う——というのがよくある状況だと思います。

選択肢は大きく2つ、自治体か民間かです。そして自治体の対応は、市によってはっきり違います。

横浜市と川崎市で、こんなに違う

横浜市公営斎場で個別火葬ができます。

  • 戸塚斎場(045-864-7001)に事前に火葬予約をしたうえで、遺体を斎場へ持ち込む
  • 火葬料金は重量によって異なり、火葬後の焼骨を納める骨壺の代金が含まれる
  • 支払いは現金のみ
  • 15キログラム未満のペットは、9時・10時・11時・12時の各枠に2体ずつ

公営で個別火葬ができ、しかも骨壺込みというのは、全国的に見ても手厚いほうです。

川崎市1体3,000円の手数料で、市が死体を処理します。

こちらは費用を最も抑えられる形ですが、返骨はありません。遺骨を手元に残したい場合は、民間の事業者を選ぶことになります。

参考までに他都市の例では、神戸市が直接持参2,000円・引き取り依頼4,000円(動物専用炉で合同火葬・返骨なし)、京都市が1体4,810円(委託業者による合同焼却)とされています。自治体の対応は「合同で処理・返骨なし」が多数派で、横浜市のように個別火葬の枠を持っているほうが例外的です。

個別火葬と合同火葬の違い

民間に頼む場合、まずここを決めることになります。

内容 費用の目安
個別火葬 1体ずつ火葬炉に入れる。立会いや拾骨ができる形もある 一任個別で約20,000円(15,000〜66,000円ほど)
合同火葬 他のペットと一緒に火葬する。骨上げは行わず、遺骨は返らない 5,000〜65,000円ほど

「個別」の中にも、立会わずに任せる一任個別と、立会って拾骨する形があり、料金が変わります。遺骨を返してほしいのか、最後に立ち会いたいのか——ここを先に決めると、選択肢が絞れます。

決める順番

  1. 遺骨を手元に残したいかを決める(残したいなら、合同火葬と自治体の合同処理は外れます)
  2. 立ち会いたいかを決める(立会いのある個別火葬は料金が上がります)
  3. 自治体の対応を調べる(横浜市のように個別火葬ができる市もあります)
  4. 民間に頼むなら、訪問型か、霊園併設型かを選ぶ

気をつけたいこと

亡くなった直後は判断力が落ちます。だからこそ、費用の総額と、何が含まれているかを確認してください。骨壺代、返骨の有無、車両費、後日の供養や納骨の費用が別なのか込みなのか。

そして、急かされる必要はありません。安置の方法(保冷しておく等)を確認すれば、翌日以降にすることもできます。落ち着いて決めるための時間は、たいてい取れます。