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選び方

結露とカビ|放置すると、退去のときに自分の負担になります

国交省のガイドラインでは「結露を放置したことにより拡大したカビは、通常の使用による損耗を超えると判断されることが多い」とされています。建物側の欠陥なら貸主負担ですが、換気不足なら借主負担。分かれ目と対策を整理しました。

目次
  1. 責任の分かれ目
  2. だから、拭くことに意味があります
  3. そのほかの対策
  4. 建物側の原因が疑われるとき
  5. 分譲マンションの場合

この記事の情報は2026年8月25日時点で確認したものです。費用や手続きは契約内容・自治体・時期によって変わります。判断の前に、必ずご自身でご確認ください。

冬の朝、窓とサッシがびしょ濡れ。押し入れの奥や、家具の裏に黒い点が出てきた。

気になるのは健康面ですが、賃貸ではもうひとつ問題があります。退去のときの費用です。

責任の分かれ目

貸主の負担になる場合

  • 雨漏り
  • 建物の構造上の欠陥(断熱材の不備など)
  • 給排水管の故障

これらが原因のカビは、貸主負担で修繕されます。

借主の負担になる場合

  • 換気不足
  • 過度な加湿
  • 家具を壁に密着させた

つまり入居者の管理不足が原因の場合は、原状回復の対象になります。

そして、ガイドラインにはこう書かれています。

結露を放置したことにより拡大したカビは、通常の使用による損耗を超えると判断されることが多い

「結露が出ること」自体より、「放置したこと」が問われるという考え方です。

だから、拭くことに意味があります

面倒ですが、これが最も効きます。

結露があればすぐに拭き取ることが、カビ予防の鍵です。

朝、窓とサッシの水滴を拭く。それだけで、後々の費用が変わります。

そのほかの対策

  • 換気する(窓を開ける、換気扇を回す。24時間換気は止めない)
  • 家具を壁から数センチ離す(空気が通らないと、そこだけ冷えて結露します)
  • 押し入れやクローゼットを、ときどき開ける
  • 加湿しすぎない(湿度は50〜60%程度を目安に)
  • 洗濯物の室内干しは、換気とセットで

家具の裏と押し入れは、気づいたときには広がっている場所です。定期的に見てください。

建物側の原因が疑われるとき

  • 同じ場所に繰り返し出る
  • 壁の内側から染み出しているように見える
  • 他の部屋でも同じ症状が出ている

こうした場合は、管理会社に連絡して見てもらってください。写真を撮って、いつから出ているかを伝えます。記録があると、負担の話がしやすくなります。

分譲マンションの場合

共用部(外壁、サッシ)が原因なら、管理組合の話になります。断熱や結露の問題は、大規模修繕の検討項目に入ることもあります(修繕積立金が足りないと分かったら)。

「体質だから」「古い建物だから」で諦める前に、原因がどちら側にあるかを確かめる。 そこから話が変わります。

この記事について

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