いつ逃げればいいのか|警戒レベル4までに全員避難
警戒レベル3は高齢者等避難、レベル4で全員避難。レベル5は「すでに災害が発生している」段階なので、そこで動くのでは遅い。そして避難所へ行くことだけが避難ではありません。判断の基準を整理しました。
この記事の情報は2026年8月25日時点で確認したものです。手続きや費用は自治体・時期によって変わります。行動の前に、必ずご自身でご確認ください。
大雨のとき、いちばん難しいのは「いつ動くか」です。早すぎる気もするし、様子を見ているうちに外が危なくなる。
基準は決まっています。
警戒レベル4までに、全員避難
| レベル | 意味 | やること |
|---|---|---|
| 3 | 高齢者等避難 | 避難に時間がかかる高齢の方、障害のある方、その支援者は危険な場所から安全な場所へ避難 |
| 4 | 避難指示(全員避難) | 高齢者などに限らず、全員が危険な場所から避難する |
| 5 | 緊急安全確保 | すでに災害が発生している段階。安全な避難ができるとは限りません |
原則は「レベル4までに全員避難」です。
レベル5について、政府はこう説明しています。
警戒レベル5が出てもまだ避難できていない場合は、自宅の少しでも安全な部屋に移動したり、すぐ近くに安全な建物があればそこに移動するなど、命を守るための最善の行動をとってください。
つまりレベル5は「逃げるタイミング」ではなく「もう間に合っていないときの話」です。
避難所へ行くことだけが避難ではありません
これは知っておく価値があります。
安全な親戚・知人宅への避難や、自宅が安全な場合の在宅避難も、避難の一つです。
- 安全な親戚・知人の家へ行く
- ホテルに泊まる
- 自宅が安全なら、在宅避難(上の階に移動する、など)
避難所は選択肢のひとつです。ペットがいる、小さな子どもがいる、介護が必要——避難所が難しい事情があるなら、別の避難先を平時に決めておくほうが現実的です。
ハザードマップは「災害ごと」に見る
ここも間違えやすいところです。
ハザードマップは、洪水・土砂災害・津波など災害ごとに危険性のある区域や避難場所等が異なります。注意報が出ている災害に合ったハザードマップを確認することが重要です。
洪水では安全でも土砂災害では危険、という場所があります。「うちは大丈夫」を一枚の地図で決めないでください。
国土地理院のハザードマップポータルサイトでは、複数の災害を重ねて見られます。
平時に決めておくこと
紙に書いて、冷蔵庫に貼っておくくらいでちょうどいい内容です。
- 自宅にどんな危険があるか(洪水・土砂・津波・高潮のどれか)
- どこへ逃げるか(避難所/親戚宅/ホテル/在宅)
- どのルートで行くか(冠水しやすい道、アンダーパスを避ける)
- 誰と、どう連絡を取るか
- 何を持っていくか
そして——夜のうちに動く。暗くなってからの移動は、それ自体が危険です。日のあるうちにレベル3で動くのが、いちばん安全な選択になることが多いです。
見に行かない
毎年、被害が出ている行動です。川や側溝の様子を見に行かない。 水位を確認したい気持ちは分かりますが、増水した水路は境目が見えません(側溝や排水路が詰まっている)。
この記事について
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