ホーム / 選び方 / 羽アリが出た|シロアリかクロアリか、その場で見分ける方法
羽アリが出た|シロアリかクロアリか、その場で見分ける方法
見分けるポイントは胴体のくびれと触角の形。シロアリはくびれがなく触角が数珠状、クロアリはくびれがあり触角がくの字です。発生時期でも種類が絞れます。そして、見つけたら数匹を粘着テープで保管しておくと後が早くなります。
**この記事の情報は2026年8月25日時点で確認したものです。**制度や運用は自治体・時期・契約内容によって変わります。行動の前に、必ずご自身で最新の内容をご確認ください。
ある日突然、家の中や窓際に羽アリが大量に出る。気持ちの問題ではなく、家の構造の問題かもしれないので、最初にすべきことがあります。
種類を見分けることです。 シロアリなら家が食べられている可能性があり、クロアリなら(多くの場合)家屋への被害はありません。
見分け方は2つ
① 胴体のくびれ
いちばん分かりやすいのがここです。
- シロアリ — くびれがなく、全体的にずんぐりしている
- クロアリ — 腰が細くくびれている
② 触角の形
- シロアリ — 数珠のようにツブツブした形
- クロアリ — 「くの字」に曲がった形
近くで見るのが難しければ、写真を撮って拡大してください。この2点だけで、かなり判別できます。
時期でも絞れる
出た時期からも見当がつきます。
| 種類 | 羽アリが出る時期 |
|---|---|
| ヤマトシロアリ | 4月中旬〜5月 |
| イエシロアリ | 6月〜7月 |
| クロアリ(複数種) | 5月〜11月にかけて、かわるがわる |
羽アリは、6月から7月の夕方から夜にかけて群飛するのが一般的とされます。
秋に出た羽アリは、時期だけならクロアリの可能性が高い。ただし例外もあるので、見分け方と合わせて判断してください。
見つけたら、まずやること
1. 落ち着いて掃除機で吸い取る
慌てて殺虫剤を撒くより、掃除機のほうが早く確実です。
2. 数匹を粘着テープで保管しておく
ここが大事です。
数匹を粘着テープなどで保管しておくと、専門業者が種類を判断しやすくなります。
全部片づけてしまうと、あとで業者を呼んでも「何が出たか」が分からなくなります。セロハンテープに貼り付けて、封筒か袋に入れておくだけで構いません。
3. 出てきた穴や隙間を塞がない
これも見落とされやすい点です。塞ぐと被害が拡大する恐れがあるとされています。どこから出ているかは、調査のときの手がかりにもなります。
4. 出た場所と日時を記録する
窓際か、床か、風呂場の近くか。写真も撮っておいてください。
そのあと
シロアリの疑いがあるなら、床下の状況を見てもらうことになります。羽アリが出るということは、すでにコロニーが成熟している可能性があるためです。
見積もりは複数社から取ってください。保証の年数と内容(再発時にどうなるか)は、金額と同じくらい重要な比較項目になります。
なお、新築や築浅でも起きます。「うちは新しいから」は理由になりません。逆に、シロアリ予防の薬剤には効果の期限があるので、以前施工したことがある家は、その時期を確認しておくとよいと思います。