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選び方

親に運転をやめてもらいたい|返納には支援制度があります

運転免許を自主返納して運転経歴証明書の交付を受けると、タクシーやバスの割引、商品券やタクシーチケットの配布など、地域ごとの特典が受けられます。原則65歳以上が対象。話の切り出し方も含めて整理しました。

目次
  1. 返納すると、支援制度が使えます
  2. 「運転経歴証明書」が鍵です
  3. 話の切り出し方
  4. いきなり全部やめなくてもいい
  5. 車を手放すときは

この記事の情報は2026年8月25日時点で確認したものです。制度・特典・サービスは自治体や事業者によって変わります。行動の前に、必ずご自身でご確認ください。

ヒヤリとする場面が増えた。車体に擦った跡がある。でも「まだ大丈夫」と言われる。

正面から説得すると、たいてい反発されます。 使えるものから話すほうが進みます。

返納すると、支援制度が使えます

高齢者の運転免許証自主返納支援制度に賛同した事業所や自治体等が、運転免許を自主的に返納して運転経歴証明書の交付を受けた高齢者に対し、商品の割引などの特典やサービスを提供することによって、生活支援を行う制度があります。

具体的な特典の例です。

  • タクシーやバスなどの乗車料金の割引
  • 商品券やタクシーチケットの配布(自治体によって)
  • 旅館等の宿泊施設料金の割引
  • 温泉利用や商店街での買い物割引
  • 理美容の送迎サービス
  • 購入品の配送料の優待・無料
  • 宅配手数料の無料

対象は、原則として65歳以上で、運転経歴証明書の提示で受けられます。

「運転経歴証明書」が鍵です

返納すると発行される証明書で、身分証明書として使えます。ここは重要なところで、

「免許を返すと身分証が無くなる」という不安が、返納をためらう大きな理由になっています。運転経歴証明書があれば、その心配は要りません。

自治体によって制度名が違います(埼玉県の「シルバー・サポーター制度」、大阪府の「高齢者運転免許自主返納サポート制度」など)。「(自治体名) 免許 自主返納 支援」で調べてみてください。

話の切り出し方

「危ないからやめて」は、能力を否定されたと受け取られます。角度を変えたほうが進みます。

  • お金の話から(維持費、車検、保険、駐車場。年間いくらかかっているかを一緒に計算する)
  • 代わりの足を先に用意する(タクシーチケット、送迎サービス、買い物の宅配。返納したあとの生活が想像できないと、決断できません)
  • 特典の話をする(損得の話は受け入れやすい)
  • 医師や警察官など、家族以外の人から言ってもらう

そして——一度で決めようとしない。何度かに分けて、時間をかけるほうが結果的に早いことが多いです。

いきなり全部やめなくてもいい

「夜間は運転しない」「高速には乗らない」「遠出はしない」という段階を挟む方法もあります。サポカー限定免許という選択肢もあります。

全部か無かにすると、話が止まります。

車を手放すときは

車庫証明、任意保険、駐車場の解約などの手続きが出ます。売却するなら、名義や書類の確認を先に。判断力が落ちてからだと手続き自体が難しくなるので、元気なうちに動くほうが穏やかに進みます。

この記事について

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